【観劇】舞台「KING OF PRISM －Over the Sunshine！－」
舞台キンプリ（ブタキン？キンステ？）、千秋楽おめでとうございます。
いやー、すごかった！
※ネタバレありますので、ご注意ください。
ストーリーのこと
高田馬場ジョージも出ると聞いて、キンプラの話も入るってこと？？と思っていたのですが、基本的には劇場版キンプリ＆円盤特典のショートアニメの話（ですよね！？）って感じでした。
コウジがハリウッドに行くまでのくだりなどなど、オバレのエピソードはあっさりまとまっていて、劇場版よりもシンくんをはじめとするエーデルローズ生がメインだなあという印象を受けた。
演出のこと
観る前、友人と「プリズムショーをどうやって表現するんだろう？」「上から吊ってフライングするしかないのでは？」と話していたのですが、実際はアンサンブルメンバーが担ぐなど、まさかの人力…！「2.5次元なりのプリズムショー」って、もしやこういうこと！？という衝撃と生身の人間がすぐ目の前でめちゃくちゃ真剣にプリズムショーを演じている迫力で、もう「私は今何を見ているんだ！？」という状態。でも、すごく煌めいててカッコよくて楽しくて、「そういえば、初めてキンプリを観たときも同じように「私は今何を見てるんだ！？」状態になったっけ…」と思って感動した。
キンプリはやっぱりキンプリだった…
あと、若いイケメンの裸体が沢山見れました。裸がゲシュタルト崩壊する。
応援上演について
キンプリらしく応援できるタイプの舞台でした。あらかじめ「両脇にライトがついてる間は応援OKです」と言われていて、てっきりプリズムショーのシーンぐらいかなと思っていたら、普通の演技中もライトがついたので最初はびっくりした。
でも、ミナトさんがシンくんに苦手な食べ物を聞くところとか、応援上映でもよく掛け声が出るシーンでライトがついていた印象だったので、キンプリエリートのみなさん的にはすんなり馴染めたのかもです。
かくいう私はうまいこと応援できなかった…無念。もともと応援上映は嫌いではないものの人の応援を聞いて楽しむばかりで、自分自身はどうしてもいい感じに声を出すことができなかったので、仕方ないかなー。でも、映画同様、舞台も声を出して応援できない人でも楽しめるようになってます！が、せっかくだから声出せるともっと楽しいのかな、と思う。
キャストさんのこと
この前、2.5次元舞台における役の解釈について考えたことを書いたんですけど、キンプリの舞台で改めて役者さんの力を感じた…！
今更当然のことなのですが、漫画やアニメだと、その場面に確実に存在しているキャラクターでも、コマや画面から外れてしまえば表情や行動を知ることはできない。でも、舞台ではその場にいる以上は、たとえ台詞を喋っていなくても観客の視線に晒される。だから役者さんは原作で描かれていないキャラクターの表情や行動を自分で考えて、演じなければいけない。「あのキャラだったらやりそう！」って思わせてくれるような演技をするためには、やっぱり役をしっかり理解して、解釈して演じる必要があるんだよねって、そんな当たり前なことに今になって改めて気づいてしまった。わかっていたようで、ちゃんとわかっていなかったなあ。反省。
ブタキンに出ている俳優さんたちは、本当に「役に対する理解」っていうのがすごく深いんだろうな…という感じがしました。場面場面で、ふと見せる表情とか仕草とか、それぞれのキャラクターの魅力がすごく溢れていて、つまり俳優さんがしっかり役のことを理解して、その良さを出そうとしてくれているんだな、と思った。
ところで、私の周りでブタキンを観た人、総じて高田馬場ジョージが大大大好きになっていて、もちろん私も同じくジョージが大好きになった！場を盛り上げてくれて、そこにジョージがいるだけで楽しくなる！あと、ニコニコ笑っている顔がすごくかわいいかったです。スタイルもすごくよくて、あのピエロ的な衣装ももはや格好良く見える（気がした）。あと、前を通り抜けて行ったのですが、めちゃくちゃいい香りがしました…。
スタイルがいいといえば、例のお風呂のシーンで太刀花ユキノジョウ役の横井さんの身体を見たときの「うっ美しいっ……！！！」という衝撃がすごかったです。何をしていても、品の良さが溢れ出る。そして、顔の小ささがハンパなかった。
西園寺レオ役の星元さんの太ももを間近で見る僥倖に恵まれたのですが、めちゃくちゃ白くてきめ細やかでつやつやのお肌でした。内側から発光しているってこういうことでは…？と思った。気持ち悪くてすみません…
それから、こちら（↓）のゲネプロの記事でも五十嵐さんが触れている通り、舞台だと劇場版よりも鷹梁ミナトの存在が大きいんですが、観てるこちらも五十嵐さんが微笑みながら喋ってくれるとすごく安心できた…ママ…
あと、シュワルツローズ……歌うまっ！！！！わかってたんですけど、内藤さんもspiさんも歌うまっ！！！！って感じでした。古谷さんも同じくうまくて、本当にありがたいものを見せて聞かせていただいた感じ強い。
それにしても楽しかったなあ。観終わったあとのテンションの上りようがすごくて、これぞプリズムの煌めき…って思いました。元気をくれてありがとう…
ちなみに、ラストの怒涛のプリズムショーの連続はクリスマスパーティーでのライブシーンということなのでしょうか…？そこがよくわからないまま終わっちゃったので、解説してくれー！と思ってしまった…
